沖縄出身、沖縄在住のバンド、HY。
今や沖縄と言ったらHY!
くらいのイメージを持っている方も
多いのでないでしょうか?
そんなHYさんについて、調べてみました。
HYのプロフィール
HYは5人組のバンドです。
キーボード・ボーカルの 仲宗根泉さん(1983年11月1日生まれ)ドラムの 名嘉俊さん(1983年5月10日生まれ)ボーカル・ギターの 新里英之さん(1983年4月12日生まれ) ベースの ギターの |
2000年に高校の同級生である
新里さん、名嘉さん、許田さん、宮里さんと
名嘉の従兄妹である仲宗根さんで結成したそうです。
グループ名の”HY”というのは
全員の出身地である“東屋慶名(ひがしやけな)”
の頭文字を取ってつけたそうです。
ストリートライブから始めた
バンド活動だったそうですが
インディーズで発売した1stアルバムが
瞬く間に1万枚、完売したそうです。
もちろん、これにレコード会社が黙っているわけもなく、
たくさんのレコード会社が彼らの元にオファーに訪れたそうですが、
彼らは自らの音楽を貫くため、インディーズの道を選んだそうです。
その後、HYは次々とアルバムを全国発売し、
そのアルバムはインディーズとしては異例の
ミリオンセラーを次々と記録したそうです。
その後、日本はもちろん
カナダ・アメリカでもツアーを行うなど、世界中で活動を続けているバンドです。
HYのヒット曲
1.AM11:00
2003年に発売された
HYの2枚目のアルバム「Street Story」に収録されている曲で
そのアルバムを代表する曲と言っていいくらい
話題になったのですが
その後2012年に
連続テレビ小説「純と愛」の挿入歌として使われ、
再び話題になりました。
爽やかなメロディーが聴いていてとても心地いい曲です。
歌詞からも恋人と迎える穏やかな朝が想像され
その恋人と過ごす朝に浮かれているのか
”君とみる海、山、川、道は
いつもと違ってマジ新鮮だ”
という歌詞があります。
なんだか温かい気持ちになって
一人で聞いていても思わず笑みがこぼれてしまうのは
私だけでしょうか?
サビでは
”だからお願い 僕のそばにいてくれないか 君が好きだから”
と一生懸命な気持ちが歌われています。
爽やかながら、一生懸命恋人への想いをうたう歌。
本当に、温かい気持ちに温かい気持ちになる一曲です。
2.NAO
2006年に発売されたアルバム「Confidence」に収録されている曲です。
切ない片思いを歌った歌で
6分を超える超大作です。
イントロから切ない恋が想像できるメロディーです。
”ふたり歩んだ日々は私を ひとり 弱くする”
という歌詞。
HYの歌詞の奥深さを感じます。
2人で歩んだ日々って、
ストレートにいけば、元気の源になったり、
どちらかというとプラスに働くエネルギーだと思いますが、
それを”弱くする”という歌詞。
どれだけ悲しい片思いなのかが想像できます。
片思いの度合いはそれぞれかもしれませんが
片思い自体は誰しも生まれてから1度くらいは
経験したことがあると思います。
片思いをしたことのある人なら
絶対に共感のできる歌詞です。
長い曲の中で
”諦めたくなっても あなたまたホラ 優しくするでしょう
同じ気持ちじゃないなら そんな言葉や態度なんていらない”
とそれだけ思っている相手を突き放すような歌詞も
歌われています。
しかしやはり最後には
それでもあなたが好きだ。
と歌っています。
本当に片思いの思考を忠実に再現している曲だと思います。
片思いをしたことがある人なら誰でも、
共感できる涙なしには聴けない曲です。
3.366日
2008年に発売されたアルバム「HeartY」の中の曲で
HYといったらこの曲がまず浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
当時大人気だった携帯小説をドラマ化、映画化した
「赤い糸」の主題歌としても
当時の女子中高生を筆頭に
とても話題になりました。
実は筆者はドンピシャでその世代ですので
本当にこの曲は大好きでずっと聞いていて、
切ないメロディーと歌詞に
聞くたびに号泣していたのを覚えています。
正直今となっては当時はこの曲の本当の意味なんて
理解できていなかったなあと思いますが、、、
イントロから切ないメロディーに
涙がこぼれそうになりますが、
歌詞が始まってからの衝撃。
”それでもいい それでもいいと思えた恋だった”
切実に、振られても、軽くあしらわれても、突き放されても
それでもいいと思えるくらい好きだ。
という切ない恋心が描かれています。
曲が進むにつれて
”いつしかあなたは 会うことさえ拒んできて”
など、その人との関係はもう
どう考えても修復不能であるようなことさえ
伺えるような歌詞が出てきますが、
それでも。やはり”あなた”のことしか考えられない。
と歌っています。
恋に悩んだとき、
明るく前向きになれる曲を聴くのもいいですが、
どうしようもなく、前を向けないとき、
そっと心に寄り添ってくれる曲です。
現在進行形で辛い恋をしている人はもちろん
過去の悲しい恋を思い出して悲しい気持ちになった時
是非聞きたい一曲です。
4.Answer
2010年に発売された
アルバム「Whistle」に収録されている曲で
この曲も先ほどの366日のような失恋ソングですが
歌詞を聴いていると”失恋”というよりも
”自ら別れを選択した”という感じを受けるのは
私だけでしょうか?
最初のサビの最後の
”だからこそもうそこに 私はいちゃいけない”
という歌詞から特にそう感じます。
居心地のいい場所。
失いたくないけれど、でも私はそこにいてはいけない。
前に進むために別れを選択したことが伺えます。
恋愛に限らず、離れたくない居心地の良い場所。
でもその環境に甘えていてはいけない!
と思うことってあるのではないでしょうか?
そんな時にも共感できる一曲だと思います。
最後は
”どんなに戻りたくても どんなに寂しくても
私は あなたのいない世界を選んだ”
と言っています。
居心地のいい場所を失って悲しい気持ちと
でもそれは自分の選んだ道だから
前を向かなければいけない。
という決意のようなものも感じられます。
この曲を聴くと本当に悲しくて共感出来て
泣きそうになりますが、
最後には涙をぬぐって
前へ進もうと思える曲です。
進む道に迷って立ち止まりそうになった時、
ぜひ聞いてほしい一曲です。
HYが20周年記念アルバムをリリース
デビュー以来、
アルバムしか発売していないことで有名なHYさんですが、
今回結成20周年プロジェクト第1弾として、
2019年6月12日にニューアルバム「RAINBOW」
をリリースするそうです。
「虹」をテーマに、
メンバーやファン1人ひとりが
これまで悲しみや苦しみを乗り越えて今日を迎えられたことが
“未来に架かる虹であるように”
との願いが込められた
「RAINBOW」だそうです。
このアルバムはDVD付きの初回限定盤と
CDのみの通常盤の2形態で発売されるそうで、
初回限定盤DVDには全国47都道府県ツアー
「HY STORY TOUR~うさがみそーれ めんそーれ そーれそれそれ ゆくいみそーれ」
より、2018年9月に沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で行われた
初日公演の模様が収められているそうです。
是非チェックしたいですね。
その後、20周年記念プロジェクト
第2弾として全国ツアー「HY TOUR 2019-2020」を開催するそうです。
20周年を迎え、ますますパワーアップするであろうHYさん。
今後も注目していきたいです。
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音楽が好きな方でじっくり聴き込みたい方はぜひ☆
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