この記事では鬼滅の刃に登場する鬼殺隊の最強メンバーである「柱」の一覧、それぞれの呼吸や強さ、性格などについて解説します。

社会現象と言ってもいい大人気作品の鬼滅の刃は、そのストーリーはもちろんですが、個性的な登場キャラクターも人気の理由の一つです。

今回はそのキャラクターの中でも、作中で圧倒的な強さを誇る鬼殺隊のエース集団「柱」のメンバーについて、その特徴や強さなどについて解説します。

鬼滅の刃の最強メンバー・柱!名前と扱う呼吸の一覧表

下記が鬼殺隊最強メンバーである「柱」のメンバーの一覧表です。

胡蝶しのぶと甘露寺蜜璃が女性メンバー、あとの7人は全員男性メンバーです。

ちなみに鬼滅の刃においては「男性だから強い」とか「女性だから弱い」という常識は通用しません。詳しくは後述しますが、特に甘露寺蜜璃については、普通の男性が束になっても勝てないほどの膂力があります。

【名前】 【扱う呼吸】
胡蝶しのぶ 蟲の呼吸
宇髄天元 音の呼吸
甘露寺蜜璃 恋の呼吸
煉獄杏寿郎 炎の呼吸
時透無一郎 霞の呼吸
冨岡義勇 水の呼吸
伊黒小芭内 蛇の呼吸
不死川実弥 風の呼吸
悲鳴嶼行冥 岩の呼吸

 

鬼滅の刃の柱の強さや性格とは?メンバーを全員解説!

次に鬼滅の刃に登場する「柱」のメンバーの強さ、特徴、性格などについて、一人一人解説していきます。

鬼殺隊で最強のメンバーである「柱」は強さはもちろん、その性格も千差万別です。

9人いて9人とも全然違う性格な上に、全員キャラが濃いという非常に個性的な集団ですw

蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)

まずは蟲柱・胡蝶しのぶについてご紹介します。

胡蝶しのぶは柱の中でも特に小柄で、151cmで37kgという、とてもじゃないけど人食い鬼と戦っていくような体型には見えません。

実際、身体が小さすぎて通常の日輪刀を振るだけの筋力がないため、切っ先にだけ刃がついている特殊な日輪刀を扱います。

身体のサイズのハンデがあるため、恐らく単純な身体能力や戦闘能力では柱の中でも一番下だと思われます。


しかし胡蝶しのぶの真骨頂は身体能力でも戦闘能力でもなく、「毒を扱う」という特殊な戦法にあります。

鬼は基本的に不死身で、日輪刀で頸(くび)を斬るか、日光に当てない限り死ぬことはありません。

しかし薬学に精通している胡蝶しのぶは、鬼に有効な毒を独自に開発し、自身の日輪刀に仕込むことで鬼を毒殺します。

これにより、通常の日輪刀を触れなくても鬼を倒すことができます。


ちなみに胡蝶しのぶの性格について、普段は極めて温厚でおしとやか、笑顔を絶やさない美少女で、善逸が「顔だけで食べていけそう」と評するほどです。

ただ鬼と戦う時は、鬼を笑顔で拷問しようとしたり、毒殺した後に楽しそうに自己紹介したりと、若干サイコパス気味になります。

音柱・宇髄天元(うずいてんげん)

音柱・宇髄天元は「音の呼吸」を扱う剣士です。

身長が198cm、体重95kgという日本人離れした体格をしており、そのパワーを活かして巨大な二刀を振り回す戦法をとります。


宇髄天元は元々忍の出身で、隠密行動や音もなく高速移動するなどの特技もあります。

しかし普段の戦闘はとにかく豪快でド派手、元忍とは思えないぐらい、爆音や爆発を伴う戦い方です。

また宇髄天元の特殊能力「譜面」というものがあります。これは宇髄天元独自の戦闘計算式により、相手の動きのパターンや律動を解析し、合いの手を入れるかのように相手の攻撃の合間にカウンターを打つといったことが可能です。


宇髄天元の性格はとにかく派手好きで豪快、また奥さんも3人いるという色男でもあります。

上弦の陸との戦闘では炭治郎たちに的確な指示を出したり、自分の妻達とも連携するなど、指揮官としての能力の高さも見せました。

恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)

甘露寺蜜璃は「恋の呼吸」を扱う柱です。

胡蝶しのぶと同様に女性の柱ですが、一覧表の説でお話したとおり甘露寺蜜璃の膂力は一般男性を遥かに凌駕します。

というのも、甘露寺蜜璃の体の構造が特異であり、筋繊維の密度が常人の8倍あります。

つまり甘露寺蜜璃の腕と同じ太さの人間と比較しても、筋繊維の密度差によりパワーも単純に8倍違うことになります。

この特殊体質に加え、柱の中で最も柔軟な身体を活かした戦術を得意とします。


性格については裏表がなく天真爛漫、誰にでも分け隔てなく接します。ただしスルーされたり無視されると露骨にへこみます。

炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)

煉獄杏寿郎は炎の呼吸を扱う剣士です。

映画・鬼滅の刃では主人公格として登場したキャラで、扱う呼吸と同様にその性格も言動もとにかく熱いです。

煉獄杏寿郎の炎の呼吸は攻撃力に秀でたもので、無限列車編で激突した上弦の参・猗窩座とも互角に渡り合いました。


煉獄杏寿郎は甘露寺蜜璃の元育手(師範)で、無限列車編では炭治郎を弟子に取ろうとするなど、非常に面倒見のいい性格です。

また戦場での状況把握の早さや部下への指示の的確さなど、戦術指揮官としても極めて優秀です。


性格については先述の通りとにかく熱い男で、言動の全てが豪快、いつでもデカイ声で話し、甘露寺蜜璃と同様に裏表がない性格です。

霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)

時透無一郎は霞の呼吸を扱う剣士です。

鬼殺隊において、「柱」になるまでの平均的な期間は5年と言われており、早くても2年と言われています。

その中で時透無一郎は若干14歳で、なんと刀を握ってから2ヶ月で柱になるという、圧倒的な才能の持ち主です。


時透無一郎はとある理由により記憶障害を患っている関係で、初登場した際には掴みどころのない性格で、人の話も話半分に聞いているような感じでした。

しかし上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)との戦闘中に記憶を取り戻して本来の優しい性格を取り戻し、それと同時に戦闘能力も覚醒しました。

水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)

冨岡義勇は水の呼吸を扱う剣士で、主人公の竈門炭治郎の兄弟子にあたる人物です。

水の呼吸の特徴として、敵のどんな技にも対応できる柔軟な応用力、攻撃も防御も回避もバランスがいい呼吸であり、鬼殺隊の中でも水の呼吸を使う剣士は多いです。

炭治郎も水の呼吸を扱いますが、義勇の技の練度には遠く及びません。

下弦の伍・累と相対した時は瞬殺、無限城でも上弦の参・猗窩座と互角の戦いを見せました。


義勇はとにかく寡黙で無口。最初はクールで冷血な印象を持たれがちですが性格は優しく、炭治郎のことも素っ気ない態度ながらよく気にかけています。

さらに物語中盤あたりからその天然ぶりをどんどん露呈し、一番最初に登場したクールな印象から、「クールだけどド天然」というキャラで定着しました。

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)

伊黒小芭内は蛇の呼吸を扱う剣士です。

蛇の呼吸は水の呼吸の派生ということもあり、その特殊な太刀筋により様々な攻撃にも対応、その間を縫って攻撃することもできます。

また伊黒小芭内の日輪刀も蛇のように波打った特殊な形をしています。

物語の終盤になるまで戦闘シーンが描かれませんが、鬼舞辻無惨との最終決戦でその戦闘能力の高さを発揮しました。


伊黒小芭内は恐らく第一印象が非常に悪いキャラで、原作の漫画でも喋るたびに伊黒小芭内の周りに「ネチネチ」という擬音語がついてまわるような話し方をします。

しかしその実、柱訓練では炭治郎への指導で適度に休憩を入れるなど、意外と指導力や気遣いもでき、また物語終盤で甘露寺蜜璃への一途な想いが描かれたことで人気が急上昇しました。

風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)

不死川実弥は風の呼吸を扱う剣士です。

不死川実弥の風の呼吸は「そよ風」みたいな生易しいものではなく、「台風」「暴風」で形容できるものです。

物語終盤まで戦闘シーンは描かれませんでしたが、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦闘では極めて高い能力を見せました。


伊黒小芭内と同じく、あるいは伊黒小芭内以上に第一印象が最悪なキャラで、初登場時はチンピラのような言葉遣い、炭治郎をいびる、禰豆子を刺しまくるという行動を取りました。

荒々しい言動のせいで人からはとにかく怖がられますが、不死川実弥の実際の性格は弟思いで優しく、物語終盤で本当の性格が描かれました。

岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)

悲鳴嶼行冥は岩の呼吸を扱う剣士です。

扱う武器はモーニングスターのような鉄球と、鉄球と鎖で繋がった巨大な手斧です。

また悲鳴嶼行冥は身長220cmで体重130kgという、現代の欧米人をも圧倒的に上回る体格を誇ります。

悲鳴嶼行冥の岩の呼吸は、武器の破壊力も相まって攻撃力は桁外れ、相手の攻撃も無効化する型もあって防御力も段違いです。

鬼殺隊で最強メンバーである「柱」の中でも、悲鳴嶼行冥の実力は頭一つ二つ抜きん出ており、間違いなく鬼殺隊最強の剣士です。


悲鳴嶼行冥は禰豆子を連れた炭治郎を問答無用で死刑にしようとしていたこともあり、不死川実弥ほどではないにしろ、第一印象があまりよくないキャラかもしれません。

しかしその実、不器用な性格ながら面倒見がよく、子供好きでネコ好きという意外性もあります。

「鬼滅の刃の柱の一覧!メンバーの名前や呼吸、強さ、性格を解説!」まとめ

今回は鬼滅の刃に登場する鬼殺隊の最強メンバーである「柱」の一覧、それぞれの呼吸や強さ、性格などについて解説しました。

鬼殺隊の中では圧倒的な強さを誇る柱であっても、鬼滅の刃の物語の中では結構容赦なく死んだりするため、この物語の世界がいかに厳しい世界かが分かります。

ただそのことが鬼滅の刃の戦闘のリアルさ、無情さを際立たせており、作品に惹き込まれる要員の一つとなっています。


鬼滅の刃のキャラクターの関係性や相関図についてはこちらの記事に詳細が書かれています。
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この記事を書いた人

安藤
日々のニュースを幅広くご紹介しながら解説しています。